株ってどうなん?
押忍!
今回は株取引について解説していきます。
「株って儲かんの?」
と思っている方多いのではないでしょうか?
結論から言うと株取引の年間平均リターンは3〜4%と言われています。
100万円使って利益が出た場合3〜4万円の利益となります。
この金額を多いと思うか少ないと思うかはあなた次第ですが、銀行の年利が0.0001%と言われている時代です。
仮に銀行に同じ100万円を1年間預けていた場合100円の利益しか出ないんです....。
そもそも株ってなんなん?と言う方が多いと思います。
株とは企業が事業資金を集めるために発行する証書です。
企業がビジネスを成長させるためには、新商品を開発したり、新たにオフィスや工場などの施設設備を行なったりする元手となる軍資金が必要です。
この資金を投資家の方達から募って、ビジネスが大きく成長したあかつきには利益を還元しますというのが株の基本的なシステムです。
この株というものは取引所に上場している企業のものなら誰でも買うことが出来ます。
株を買った人は、その企業の経営権や利益の一部を受け取る権利が得られます。
つまり、株を買うことは、企業への出資と引き換えにその企業のオーナーになるということです。
企業の権利を買うと言うイメージですかね。
オーナーになるということはつまり、その企業の成長に応じた利益が得られるということです。投資先の企業が著しく成長すれば大きい利益だって見込めます。
これが株を買う株主側のメリットです。
つまり株とは企業が資金を集めるための手段であり、その会社に出資(投資)した株主は企業がビジネスで得た利益の一部を受け取ることが出来ると言うことです。
では株で儲かる仕組みとはどうなっているのか?ですが株で得られる利益は3種類あります。
1、売買利益(キャピタルゲイン)
株取引をしたことがない初心者の人は株と聞くと難しそうなイメージを持つ方が多いと思いますが、システムは至ってシンプルです!。
株価が安い時に買い、上がった時に売る。
その差額が利益となります。
例えば1株が1000円の銘柄を100株買ったとします。
1株=1000円×100=100000円で自分の持ち株は100000円分となります。
これが1株1500円に値上がりしたとします。
すると自分の持ち株100000円分は
1株=1500円×100=150000円となり、差額利益が+50000円が利益となります。
このように売買によって得られる利益を「キャピタルゲイン」といいます。
一般的にはこの売買利益が広く知られているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
確かに1番大きい利益が見込めるのはこの売買利益なのですが、実は株取引で得られる利益はこれだけではないのです。
2、配当金(インカムゲイン)
配当金とは企業で出た利益の一部を株主に還元するというもので、その企業の株を保有しているだけで1年に1~2回現金で受け取ることが出来ます。
売買利益と比べればかなり少ない金額とはなりますが、株を保有しているだけで寝ててもお金が入ってくるのです。
いわゆる不労所得ですね。
ただし全ての企業が配当金を出している訳ではないので、この配当金を狙う場合は配当金を出している企業の株を買う必要があります。
また企業の業績が悪化した場合には企業側の都合で無配(配当金が無くなる)になるデメリットもあるので注意が必要です。
ちなみに、配当金のように継続的に受け取れる現金収入を、専門用語で「インカムゲイン」と呼びます。
3、株主優待
株主優待は企業が株主に自社製品をタダでくれたり、株主ならではの割引券などのサービスを提供したりする、株主優待と呼ばれる制度があります。
企業によっては、自社の製品ではなく商品券などの金券類やお米などをくれるところなんかもあります。
売買益や配当金のように現金で支給されるわけではないので、利益とはいえないかもしれませんが優待品を現金に換算して利回りを計算すると、かなりオトクになる株主優待もあります。
月曜から夜更かしでお馴染みの株主優待投資家の桐谷さんのように投資家のなかには優待品の利回り目当てで株を選ぶ人たちもいるくらいです。
しかし気になるのが「株価が下がったら損をするんちゃうん?」という人が多いのではないでしょうか?。
もちろん投資ですのでマイナスになる可能性もあります。
たとえば、企業の業績が悪化したら、株価は下がります。
あなたが買った値段よりも下がったなら、損をする場合もあります。
最悪の場合は企業が倒産したら、その企業の株は価値を失い、出資したお金も戻ってきません。
しかし株主だからといって借金の取り立てにあったりすることはありません。
株主の責任は有限ですので、投資した額より大きなマイナスが発生することはありません。
ですので自分の許容範囲内での金額で投資をする分には問題ないのです。
以上が株のおおまかな仕組みとなります。
株取引を始めてみたいと言う方は証券口座の開設が必要になります。
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