株を買う時これを見ろ!PERとPBRについて
こんにちは、カラスです。
今回はPERとPBRについて解説していきます。
株を買いたいけどどの銘柄を買ったらええか分からん....
始めたばかりの方はこう思うことではないでしょうか?。
そんな時に一つの選考理由の目安としてPERとPBRという指標があります。
銘柄詳細を見ればPERやPBRと言った項目があると思います。
やはり買う時は安くなっている銘柄を買いたいですよね?。
このPERとPBRを見ることにより、その銘柄が割安なのかを判断することが出来ます。
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◎PERとは
PERとは「株価収益率」のことで、現在の株価が1株当たりの純利益に対して何倍まで買われているかを示す指標になります。
純利益とは、企業が1年間の活動によって得た利益から、法人税などのコストを除いて残った利益のことを指します。
計算方法は下の通りです。
PER(株価収益率)=時価総額÷純利益
・時価総額とは企業規模を表す指標です。
これは「株価×発行済み株式数」で求めることができます。
・純利益は、企業が一決算期で稼いだ最終的な利益のことになります。
事業で得た利益から様々な費用や税金などの支払いをすべて差し引き、最後に残ったお金が純利益となります。
純利益は損益計算書(PL)に記載されています。
PERは株価に対してどれくらい利益が出せるのかという指標です。
例えば、PERが10倍の企業の株を1株購入したとします。
この企業は今と同じ利益を10年間維持し続けたとすると、この企業は株価と同額の利益を10年間で稼ぐという事になります。
つまりどれくらいの期間で株価と同額の利益を回収できるかと言うことです。
このPERの数字が低いほど、それだけ早くの期間で投資額を回収できることになるので低い方が割安とされています。
◎PBRとは
PBRとは「株価純資産倍率」のことです。
株価が1株当たり純資産の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見る指標です。
計算式は以下になります
PBR(株価純資産倍率)=時価総額÷純資産
・純資産とは会社が持っている資産(現金や建物などの全部)から、会社が抱えている借金などの負債を差し引いたもののことです。
現在の株価が企業の資産価値に対して割高か割安かを判断する目安となります。
このPBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。
では具体的にどのくらいの数字が割安なのか?ですが、
・PERは10倍
・PBRは1倍
と言うのが基準になっているのでこの数字を下回っている銘柄は割安とされています。
逆にこの数字を上回っていれば割高とされます。
◎PERとPBRの注意点
PERとPBRは株式の割高・割安を判断するのに役立つ指標なのですが、注意しなければならない点もあります。
例えば、PERは当期純利益がマイナスの企業(赤字企業)に対しては利用できません。
また、その企業が資産売却などで一時的に当期純利益が大きくなってしまっている場合などもあるので投資判断をする時に注意が必要です。
PBRに関しても1倍を下回っている企業が必ずしも割安とは限りません。
実際にPBRが1倍を下回る企業は数多く存在しています。
その理由は様々ですが、ひとつの例として赤字企業、つまり将来的に純資産の減少が予想されるケースが考えられます。
そういった企業は将来的に純資産の減少とともに、PBRの上昇が想定されるため、現時点の数値のみに着目してしまうと判断を誤る恐れがあります。
ですのでこの二つの数字に囚われ過ぎず、その企業の情報を徹底的に調べて投資をする必要があります。
以上の点から銘柄を選ぶ時には注意をしながらPERとPBRの数値を見て、参考にするといいでしょう。
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